au milieu du monde de cosmos    
バベルの塔の如く
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主は降って来て、人の子らが建てた、塔のあるこの町を見て、言われた
「彼らは一つの民で、皆一つの言葉を話しているから、このようなことをし始めたのだ
 これでは、彼らが何を企てても、妨げることはできない
 我々は降って行って、直ちに彼らの言葉を混乱させ、
 互いの言葉が聞き分けられぬようにしてしまおう」  (『旧約聖書創世記第11章』より)





b0030210_17261690.jpgブリューゲル作『バベルの塔』と云う絵画を、先日或るTV番組で観ました
旧約聖書に出てくる話だと云うことは知っていましたが、少し調べてみました

太古の昔に地上に住まう人々が天に届くほどの塔を建てようと企てたために
天に住まう神の逆鱗に触れて、その力によって塔を破壊されてしまうと云う
話が神話のように伝わっています
しかし神が塔を破壊すると云う部分は実は俗説で、元々人々が使う言語が
ひとつだったのを神が互いに通じ合わなくさせることで人々を混乱に陥れて
結果として塔の建設を続けられなくさせてしまった、と云うのが真相でした

「言葉が通じなくなる」と云うことの意味について、或る聖職者の方が興味深
い解釈をされています(『クリスチャンホーム平岡家のページ』より要約引用)
すなわち、このことは例えば皆が日本語を話していたのに、ある者は英語を
話すようになり、ある者は中国語を話すようになったということを意味している
のではない、たとえ話す言葉は同じでも、互いの心が通じなくなったために
意思の疎通ができなくなったということではないか
塔を建てようとした人々は自分たちが神の如くありたいとの傲慢さを持つこと
で神の怒りを買ってしまい、互いの心が離れてしまって、心の通じ合わない
バラバラな世界になってしまった・・・と云うお話でした

この写真は、1990年12月初旬に撮影いたしました(翌年春、都庁舎竣工)
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by cosmophoto | 2005-11-30 19:00 | 東京 90年冬 | Page Top↑


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